2012年12月22日土曜日

美味食楽 えらぶ

イカうに/中トロ/伊勢エビ/いくら/ハマチ
今回は、非常にディープな大阪を。大阪と言えば、キタ/ミナミ等が中心ですが,
ひっそりと美味しいスポットが、中心から外れたところに数多く存在します。

“九条”は大阪環状線で西側のエリア。
大阪中央卸売市場がご近所なため、東京でいう築地/月島の雰囲気が漂います。

そんな中、このお店は海鮮専門のお店として“知る人ぞ、知る”お店として、常連さんでにぎわっています。
驚いたのは、その魚のクオリティの高さ。
シーズンの一番美味しい魚をかなり安い価格で提供しています。
お客の要望に応じて、刺身、煮物、焼き物、鍋、寿司となんでも揃っています。
この時は、伊勢エビのお刺身がドド〜〜〜ンと!!

お店は、カウンター+奥の座敷15名ほど。
奥の座敷は宴会にピッタリかもしれません。
ただし、店内は小汚い居酒屋なので、そのへんはご容赦を。

これだけ食べても一人5000円以内。いや場合によっては3500円以内。

超穴場なのは間違いありませんが、ロケーションは九条エリア。。。。
決して万人受けはしません。

実は、大阪中心部から近いので、宴会などでも使えると思います。
コレとは別に、弁天町にも同じ用な「ふる里」というお店があります。
ここに関しては、また別の機会に。。。


美味食楽 えらぶ
住所:大阪市西区九条1-15-4
TEL:06-6581-0828
営業時間:17:00〜22:30頃 ※ネタ切れ次第終了の場合あり
定休日:月曜日



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2012年12月9日日曜日

希凛(きりん)

たこの握り
近年はアフリカ産のタコもスーパーで見かけるようになったが、
やはりタコといえば明石。
この希凛は明石駅前の「魚の棚商店街」にある、ちょっと新進気鋭のお寿司屋さん。
ほんと、このお店はイイ!!
初めてお店に入ったとき、「何になさいますか?」という注文に対して「どれオススメ?」と逆に聞き返したところ、「じゃあ、5000円のコースで十分です」と
一番安いコースを勧められ、そのままオーダー。
まずこのお店のスタンスが最高!!
ちょっと会社のお偉いさんと行ったので、ボクは不安でしたが、これがどっこいホントに満足できる内容でした。
●お造り前の一品
●お造り
●煮魚
●穴子の焼き物
●茶碗蒸し(コレが絶品!!)
●赤出し
絶品焼き穴子
以上、5250円でしたが、内容からして十二分の内容。新地の5分の1。
明石には「菊水」という名店と言われる
老舗寿司屋があるが、CPだけでなく
一品一品のクオリティもこちらの方が上。
サービスは我慢。。。

あまり馴染みのない明石ですが、
ホントに隠れたグルメスポット。
明石焼きと一緒にいかがでしょうか?

相当満足できる内容です。

超人気店なので、予約必須です。

希凛 ( きりん )

兵庫県明石市本町1-2-15 (明石 魚の棚商店街の中)
078-918-3737
昼の部 1130分 ~ 15
夜の部 17時 ~ 21
定休日:木曜日




2012年8月25日土曜日

稲田酒店

立ち飲みカウンターにおつまみ
大阪の下町っぽい風景が味わえる立ち飲み屋。
隣はリキュールイナダという普通の酒屋で、
そのとなりのスペースを使って営業している。
営業は13時から。来ている人はほとんど常連。
お店に入ると、
「ちょっと待って、今片付けるから」と
玄関口で待つように指示されました。
そして、その人がお皿を片付け終わり
「どうぞ!」と招き入れてくれました。
驚いた事に、片づけをして
客をさばいているのはなんと常連さん!

立ち飲み屋なので、酒がメインであるが、
ここ日本酒ラインナップはなかなかのもの。
金額は一合280円(物による)で、
かなり美味しい酒が出てくる。
ボクが感動したのは、
お店の女将さんが勧めてくれた“にごり酒”。
基本的にボクはあまりお酒を飲まないが、
こればかりは美味過ぎて、おかわりしてしまった。
メインは日本酒であるが、ここのつまみも良い。
写真に映っているタコ刺身はなんて事ない調理法であるが、一皿280円ほど。
さらにこの時期は冬だったので、カウンターにはおでんが。。
「ふぐ皮の湯引き」、これも280円である。
食べ物で感激したのが「椎茸」。単純にバーナーであぶって、ポン酢を掛けただけのものなのだが、火の通し方が絶妙で、おかわりしてしまう美味さ。
これが、なんと180円。
冬場は、おでんもなかなか良い。当たり前であるが、1ネタあたり100円前後。
メニューボードには「チーズ80円」なんてのも。

こういうところがあるので、
最近はアジア出張へ行ってもあまりお得感が
ないのかも知れない。
素晴らしき、デフレ最先端天満CITY!!


稲田酒店

住所:大阪市北区浪花町6-4
電話:06-6371-0636
営業時間:13:0020:30
定休日:第23土曜 日曜


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2012年5月12日土曜日

一芳亭

池波正太郎が述べた評価が
的確に一芳亭を表現している。

「荒けずりなようでいてデリケートな味。
家庭の惣菜のように見えて
専門家のみにゆるされた品格が到底、
まねのできるものではないことを感じさせる。」
(講談社文庫、池波正太郎 著「新しいもの古いもの」)

しゅうまい:5個入  310円

この一芳亭は創業1933年の大阪を代表するお店。
中の具(豚ミンチ)のこね具合、皮(薄い卵焼き)に対するこだわり、を見ると他のシュウマイからは一つ頭が抜けた存在。全体のバランスが非常に良い!!
そこからは、歴史の重ささえ感じる。

ランチにおいては、豚天ぷら
酢豚など、セットメニューがあり、
例外なくシュウマイがセットになっているため、
リーズナブルに食べれる事ができる。

基本は、夜のサラリーマン相手のお店である為に、
夜はシュウマイ、豚の天ぷらを
かじりながらダラダラとビールを飲む、
という具合。

我が家は、ここのシューマイを贈答用としており
東京の人には非常に喜ばれる。
また、冷凍保存ができるので、家用にいくつかストックしておき、
夜遅く帰った時には、電子レンジで加熱解凍が素早くできるので
非常に便利である。
大阪市内には難波の本店をはじめ、堺筋本町、福島にもお店があるようです。


一芳亭本店
大阪府大阪市浪速区難波中2-6-22
06-6641-8381
11:30~20:00(閉店20:30)
定休日:日曜、祝日(GW休、盆時期休、年末年始休)


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2012年5月9日水曜日

西洋茶館

ロイヤルミルクティと名物ミルクティープリン
たまに行きたくなるお店。
大阪には、突然変異のように
素晴らしいお店が
密集しているエリアがあるの
だが、天満(天神橋筋商店街)もその一つ。
日本一長い商店街である
天神橋筋商店街は正直、
きれいな町ではない。
暴走する自転車、ヒョウ柄のジャージを着たオバハン、段ボールを集める人、等
いろいろな人が行き交っている。

そんなエリアに
全く似合わない
テールームがここ西洋茶館。

紅茶を楽しむ英国式の喫茶店で、数多くの
紅茶セレクションがあるが、ボクのイチオシはこのロイヤルミルクティ。
濃厚な紅茶の味は、家で作ることのできないプロの味。
しかし、それよりももっと濃厚なのが、画像奥にあるミルクティプリン。
恐ろしく濃厚でありながら、甘さを押さえて、美味しい。
しかも、プリンの上にはベリーの酸っぱいジャムがふんだんにかかっているので
甘さと酸っぱさのハーモニーで幸せな気分にさせてくれる。

さらに果物を使ったケーキ類も充実しており
見逃せない、是非お店のHPをチェックしてみてください。

そんな幸せな気分で、外にでると、暴走する自転車&段ボートを集める人・・・

んんん、奥がどこまでも深い、天神橋筋商店街。

西洋茶館
大阪府大阪市北区天神橋4-6-14  
06-6357-9780
9:00~22:00(閉店) 
※閉店時間になると、
強烈なプレッシャーで店を追い出されます。

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2012年5月7日月曜日

麒麟(KIRIN)

驚異の逸品「香港やきそば」
地元、神戸東灘区にある、
知る人ぞ知る中華の名店。
阪神深江から徒歩5分北上するのですが、
非常に分かりづらい場所にある為、
お店で一見さんは見かける事はない。
また店は喫茶店かスナックにしか見えないので、店の外装で美味しいと思う人はほぼいない。

しかし、その店の風貌を裏切ってしまう素晴らしい料理の数々。
一度食べた人は、一発でこのお店の虜に。
まず、ボクが一番好きなメニューが
画像にある「香港やきそば」。
ややドライな麺に、うまく豚肉とネギ、もやしのうまみが
重なり合い、独特の味を形成している。
炒め焼そばの最高峰に位置する逸品です。

ランチ営業では、麺orチャーハンを注文するのみですが、お手軽にこの名品を食べれる気軽さがあるのでおすすめ。
平日のディナーも予約はいっぱいなのですが、ラフに行っても良いでしょう。

ただし、土日ディナーは知っていないと行けない「麒麟ルール」があります。
まず、予約ですが、17時30分の部/19時30分の部 と二部構成。
お店には時間厳守で到着しなければなりません。
また、オーダーを一気に取ってしまうので、後からの追加注文は難しいという事。
これは、土日のフル満員状態でのお店の知恵ですが、
このルールを受け入れられないのであれば、行かない方がいいでしょう。
ボクを含めて、この麒麟を愛する人々は、予約/オーダーの方法に従い
麒麟の経営を助ける、サポーターの意識は強いのです。
量は少ないが美味い「水餃子」

それ以外を守れば、以外とフランクで気さくなお店。
のんびりと待ちながら、最高の料理を堪能できます。

個人的なおすすめは、
●水餃子 ●春巻き ●ピータン 
●鳥の唐揚げ油淋鶏ソース ●茄子の辛み炒め
●渡り蟹と春雨の土鍋煮込み

●香港やきそば ●チャーハン ●チャーシュー煮込みそば

本当は、白いボードにはあこう鯛の煮物、
ホタテ貝柱、鯛のお造り麒麟風(中華風カルパッチョ)
などの豪華食材が並ぶのですが、
ボクはベーシックメニューが好きです。

渡り蟹と春雨土鍋煮込み
できれば家族、仲間と6人位で訪問するのが、
いいかと思います。2人でも楽しめますが
どれを頼むか、非常に悩むのではないでしょうか?

なお、このお店は不定期に休む事が多いので
ランチを含めて必ず、電話にて確認してください。
場所が場所だけに、わざわざ行って休みだった場合
かなり凹みます。。。

Kirin 麒麟 広東料理
兵庫県神戸市東灘区本庄町3-6-12
JR甲南山手駅・阪神電車深江駅より徒歩10分弱
赤鳥居前交差点近く
078-412-1812
月~金 12:00~13:30 18:00~21:00
土日祝 17:30~21:00(LO20:30)
定休日   水曜・火曜不定休
駐車場   無し 近くにコインパーキング有り

2012年5月3日木曜日

うどん亭 瀬戸香

エビ天ぶっかけ+ちく天トッピング
大阪市阿倍野区に住み始めて、はや一年。
東京の駒沢という一級の住宅地から
大阪へ引っ越すにあたって、相当悩んのだが
そんな時に、阿倍野在住歴15年程の
T山氏に相談して、下見に来る事にした。
その時に、ランチで連れてきてもらったのが昭和町にあるこのお店。
その時はカレーうどんを食べたのですが、
正直そんなにインパクトはなかったのです。

実際に住み始め、休日のランチに手軽なチョイスとしてうどんをこのお店に来るようになって正直ハマってます。
特に、冷たいうどんは絶品。
なんといってもこの麺の硬さが最高によい。
讃岐うどんのお店で、“コシ”を過剰に意識するがあまり、麺が硬過ぎなのが良いというのは
ハッキリいって間違いだと思う。
“ほどよいコシ”があり、なおかつ麺じしんがスムーズに喉を通過するのが
エエおうどんなんとちゃうかな。。。
出し、天ぷらの揚げ方、等最高です。
ここの“ごぼう天ぷら”は、すでに芸術の領域。
エビ天か、ごぼう天ぷらにするかは、土曜の昼の悩みの一つ。

ただ一つ、お店にこもる油のニオイがキツく感じる人もいるかもしれません。。。

ご近所の方は是非お試しを!!
食べログリンク

うどん亭 瀬戸香
TEL:06-6628-1184 
住所:大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-28-7 
営業時間:11:30~14:00(L.O)
           17:30~20:30(L.O.20:00)

月曜定休



2012年4月30日月曜日

ニューミュンヘン本店

名物:阿波乙女鶏の唐揚げ 965円
ボクが赤ちゃんの頃から行っているビアホール。
家族で行く時はもっぱら神戸元町にあるミュンヘン神戸大使館へ行っていたが、このミュンヘンの本店が東通り商店街にあるというのを知ったのは、社会人になってから。

名物の唐揚げが抜群に美味しいです。
子供の頃、実家のクリスマスパーティでは、
この唐揚げがメインディッシュ。
お使いに頼まれたボクは10人前のうち、
2人前を帰りの電車の中で、
我慢できずに食べてしまったのを
覚えています。
この唐揚げの全てが好き。
死ぬ前に何を食べるか?と問われたら、
この唐揚げを頼むかも。

しかしながら、このビアホール、唐揚げ以外のメニューはからっきしダメ!!
特にたらこスパゲティは最悪です。
またドイツ風ビアホールをコンセプトにしているにもかかわらず、「大間まぐろフェア」等など的外れなキャンペーンを行うセンスは最悪。

行く時は、是非とも唐揚げ+ビールの組み合わせのみでお願いします。
梅田では東通りに2店舗、難波にはテイクアウト専門店があります。

ニューミュンヘン本店
06-6311-3381
大阪府大阪市北区曽根崎2−913
営業時間
11:3022:30(L.O.22:00) ランチ 月~金 11:3014:00
定休日なし


食べログリンク

2012年4月28日土曜日

インディアンカレー

インディアンスパゲティ700円
大阪北区に勤めているサラリーマンにとって当たり前すぎるグルメ情報、インディアンカレー。
今回は、カレーライスではなく、このお店のスパゲティをPick Up。そもそもこのインディアンカレーは
病み付き中毒になるか、苦手意識を持つかのどちらかである。苦手派の同僚であるT崎さんによると、辛いという感覚の前に、独特の甘さがやってくるのが嫌らしい。
そもそも理解できないのだが、確かに、病み付き派のボクはその独特の甘さが大好きなのだ。
7割の確率でカレーライスを頼むのだが、そのオリジナルカレーライスに負けず劣らず好きなのが、このインディアンスパゲティ。麺はイタリア大使館からクレームそうなアルデンテを無視したユルユル麺。それをフライパンにて炒めた後に、カレーをかけている。この炒めるという行程が、麺に香ばしさを与え、パンチのあるカレーに負けない麺を作り出している。ここのスパゲティはどのようなタイミングと配分で食べるのかが、非常に難しいポイント。ここでを間違うと、ルーが足りなくなり、すかすかの麺を付け合わせのピクルスで強引に食べるという結果が待っている。このルーの配分の熟練度が高いければ、高い程、人生を上手く渡ってゆける、という都市伝説がまことしやかに、大阪サラリーマンの間で語り継がれている。このお店をイタリアンというジャンルに入れなかったという事で、ボクは最低限、イタリア国民への配慮を行いました。


インディアンカレー堂島店
大阪市北区曽根崎新地1
堂島地下街4
電話:06-6344-3941
営業時間: 平日10:0021:00
土曜10:0019:30
定休日:日曜日

他大阪北エリアに多数店舗、芦屋に1店舗、東京丸の内に1店舗

2012年4月27日金曜日

犇屋(ひしめきや)

リブロース1080円
東京であらゆる焼肉屋で食べまくり、かなり美味しい思いをした経験から、もう大阪で焼肉に関しては期待できないのでは?と思っていた。しかし、大阪に戻ってきて約一年、まだまだ数多く、いろんなタイプの焼肉屋がこの本場の地に誕生していると実感。
記念すべき一軒目は、CPを含めてナンバーワンと自負する天満の「犇屋」。最初の訪問から既に一年が経つが、歓送迎会、仲間の会合、ちょっとご飯。。。真っ先に予約を入れたくなるお店です。

焼肉を大きく2系統で分けるとすると、
肉質重視の塩系 or タレ命の老舗系。
ここのお店は“肉質重視の塩系”です。
お肉は鹿児島県産と岡山産千屋牛が使われているようですが、ボクはほとんど鹿児島産の牛ばかりのような気が。。。

何せここのお店は赤肉、ホルモン、冷麺、スープ。とどれを取っても隙がない。
特に、赤肉に関しては あらゆる部位を用意し、どれもクオリティが高い。しかし、ボクが最も感動するのが高級部位だけでなく、安めの並カルビ(550円)ハラミ(380円)が異常なくらい安くて美味しいところ。店によって、日々の品質が変わるところがあるが、ここのハラミは常に素晴らしい!正直言うと、一皿500円以下の一品を頼みまくっても十分満足できる、というか大満足である。
ゲタカルビ680円

ボクの平均的なモデルケースを紹介すると。
サーロイン:脂濃い系(1080円)→上カルビ:油濃い系(880円)→ゲタカルビ(680円):油はあるもののしっかり赤身の味が感じられる系→ハラミ(380円):油少なめ→サンドミノ(380円):ホルモン系→ご飯小(150円)withカルビスープ(400円)→冷麺(680円) ドリンク全て280円×12杯  だいたい以上3名で9000円!!
一人3000円コース、どの人もコトバを失う。

更にダメ押しとばかりに、ホッとペッパークーポンでアイスクリームは無料である。
「こんなので、儲かるの?」とみんなが口を揃えて言うのですが、関西エリアで支店を拡張しているところを見ると、しっかり儲けているはず。いやはや、恐るべし外食産業!!

ちなみに、上記の発注の流れは、油の濃いものを最初に、だんだんと油を押さえて行くというボク流の「焼肉ルール」です。これを守ると、胃腸にもお財布にも優しい焼肉ライフがエンジョイできるはず。。。
あえてココの欠点を一つ、それはタン塩がコンディションによっては、牛臭さが目立つということ。タン系は頼まない方が無難なのでは?

是非みなさまお試しを!!
行かれる際には、是非とも予約をしたほうがよいです。


犇屋 天満店
大阪府大阪市北区池田町17-5
     06-6352-4129

〔平日〕
17:00~24:00(L.O.23:30)
〔土・日・祝〕
16:00~24:00(L.O.23:30)
日曜営業 、無休


食べログリンク



2012年4月25日水曜日

中華菜オイル

麻婆定食850円
誰がなんと言おうと、ここの麻婆豆腐がボクにとって
世界ナンバーワン。
福島と梅田の間で非常にアクセスの悪い場所にありながら、ランチタイムは常に満員、ディナータイムは常に予約で一杯という状態が続いている。
残念ながら、ランチタイムの利用しかありませんが、全てのメニューが美味しいです。
客の約80%がここの名物である
麻婆豆腐を注文。
山椒などのスパイスがかなり効いているので、
まず相当舌がやられます。
が、単に辛いだけでなく、
肉のうまみがたっぷりと
滲み出ているので、辛さの奥にある、うまみが、複雑に入り組んで、そりゃもう。。。。
手前のご飯の堅さも非常に良いために、必ず“おかわり”をしてしまします。
辛いのが苦手な場合は、辛くない麻婆豆腐も作ってもらえるようです。
スターのマーボがある為に、目立たない存在ですが、ここの天津飯も最高です!!
ああ、また行きたい。。。


中華菜オイル
大阪市福島区福島6-19-12 ヴィラセゾン102 
電話:06-6442-1115  営業時間:11:30~14:30/17:30~22:00 
定休日:日曜日 

食べログリンク 




2012年4月22日日曜日

万ん卯

北新地のランチでの醍醐味は
夜の高級店が、ランチでは1000円でおつり、
みたいなギャップがあるというところ。
このお店は、夜、おでん屋のお店として
一人15000円〜20000円のお店です。
当然、夜は行った事ありません(苦笑)
ボクの周りでは、「親子丼」のお店として
最近、人気急上昇中。

なによりこのお店において唯一無二の存在なのが、
この親子丼。
全てにおいて、上品でありながら、
満足できる味かと思います。
特に、玉子の半熟具合はなかなかのもので、非常に美味しく感じられます。
昼間に超満員という訳ではないのは、おそらく雰囲気での敷居の高さ、そして
新地でも御堂筋寄りであるからか。。。

が、東京の「玉ひで」を大学時代に食べたあの衝撃ほどの感じではないかもしれません。
お金ないときに、並んで食べた、あの衝撃はスゴかった。。。
人形町 たまひで(食べログ)


万ん卯
530-0003 大阪市北区堂島1-2-32 トヨタビル 1F
TEL06-6341-5555
11:3013:15    17:0022:00 11:3013:15
定休日:日曜日






2012年4月21日土曜日

釜たけうどん

うどんフリークでもあるので、
いろんなところへ食べに行く。
特に、讃岐系ぶっかけうどんが大好きな為、
いろんな情報を元に、いろんなところへ遠征中。

しかしながら食べログで高評価を受けていた
中津の●●というお店などは、
大いにガッカリさせられたことも。

そんな中、なんばグランド花月近くにある
「釜たけうどん」は印象深かった。
梅田の「はがくれ」がうどんの故郷であるボクにとって
讃岐うどんでレモンが出てきた瞬間に発狂しそうに
なったが、冷静になって食べる事に。
うどん、だし、揚げ物がどれも美味く調和し、いい味を出していた。
一瞬印象が薄いようなイメージも持ちそうになったが、このバランスの良さが
最後は心地よく感じた。

大阪の讃岐うどんとしては、非常に高いレベルだと思います。
いちど、ここの「ちく玉ぶっかけ」を是非!!

梅田にも支店があるようだ。。。


食べログリンク

難波千日前 釜たけうどん

大阪市中央区難波千日前4−20
06-6645-1330
営業時間 11:30〜16:00
月曜定休

2012年4月19日木曜日

大阪トンテキ 3ビル店

大阪駅南側に、阪神百貨店を超えた
大阪第一〜第四ビルは、知らない人にとっては
ただの殺風景なビルでしかないのですが、
大阪が誇る、B級グルメの殿堂。

これからも、かずかずの名店を紹介しようと思うが、まずはこの「大阪トンテキ」。
最近、梅田を中心にあちこちに店舗を出し始めて
いる。
いつも多くの人で賑わい、非常に人気の高いお店です。
お店は、豚バーグ、うす焼等、いろいろありますが
基本はこの200gのトンテキ 800円。
ただの豚ステーキなのですが、元々の豚が非常にジューシーであることと、ここのデミグラスソースは絶品!!
白いご飯との相性が抜群です。
特に、ニンニクの塊が付いてくるので、問題ない人は是非オーダーしてください。
トンテキという、今までにないジャンルを開拓し、大阪で急成長している大阪トンテキ。
あなどれない、と同時に。
店舗が狭くても経営できるので、ビジネスモデルとしては
とても面白いのではないでしょうか?

大阪トンテキ 3ビル店
大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル B1F

06-6453-0552
11:3021:00(L.O)


食べログリンク


2012年4月18日水曜日

花くじら

東京では「おでん」。関西では「関東煮」。
うちの両親は未だに「関東煮(かんとうだき)」というが、
同じ世代で、「かんとうだき」といっていたのは、
同じクラスの木戸くんだけ。
彼は高齢出産の子供で、お母さんはかなり高齢だった。
ビックリしたのは、彼のお母さんがボクの靴を見て
「君、足おおきいなあ、何文(もん)?」と言っていた事。
ジャイアント馬場でしか聞いた事がない、数の単位を聞いて唖然とした。

さて、北新地界隈で働き、食べ、飲む人間にとって、
冬場の花くじらは、外せないお店だ。
メニューはおでん以外は、漬け物、チャンジャのみ。
この潔よさは、味への自信の現れか。。。
左から:すじ/ウインナー/厚揚げ
とにかく、ここのスープを手に入れる事ができたならばボクは全世界で勝負できるのではないだろうか?
程よい歴史を感じつつ、きっと味の素チックな味がにじみ出ている秘伝のスープは
あらゆる具材と素晴らしくマッチング。
左の画像の真ん中にある、ソーセージは
相当癖になります。
またこの他にも、シュウマイとう意外な
具材とも上手くやっていきます。
おすすめの具材はいろいろありますが、
ボクのおすすめコースは
大根→スジ→厚揚げ→シュウマイ→エノキ→チーズ巻き(キャベツの中にとろけるチーズ)→ソーセージ→厚揚げ(第2クール)→たまご→スジ(第2クール)
→春菊→ねぎま(マグロとネギ)→厚揚げ(第3クール)→  お腹暴発!!

関西に来たら、おすすめです。
一人飲んで食べて2500円。
6人から座敷を予約できますが、冬の寒い時期は満席状態がつづきます。

基本カウンター席。目の前で作ってくれます。
福島界隈で3店舗経営。
お持ち帰りOK。
ボクは鍋を持ち込んで
おでんを入れてもらい、自宅でおでんパーティを開催したこともあります。


花くじら本店
大阪市福島区福島2-8-2
16:30~23:30
日曜営業 祝日定休









ラーメン人生JET

東京から大阪に帰ってきて、食べ物に関して大阪のウイークポイントは蕎麦、寿司、とんかつ、そして、ラーメンといったころか。。。。
ラーメン最先端都市東京から戻ってきたボクが、何軒かラーメン屋でがっかりさせられた中で、ちょっと心を動かされたのが、このお店。
店のおすすめは、普通の醤油ラーメン、つけ麺なのですが、正直、
ある一定のレベルを超えていないと実感。

とはいえ、ハイレベルなお店なので、ちょくちょく行っていたのですが、先日、ここの「鶏煮込みラーメン」を食べて、ビックリ!
キワモノメニューと思っていたのですが、非常に手の込んだ逸品でした。
スープはドロドロで天下一品の一歩手前ですが、鶏骨(トリコツ)スープが
非常に味わい深く、最後まで美味しく食べれます。
いつも行列ができていますが、待てば15分くらいで入れるのも
いいところ。
東京駅の「六厘舎」で一時間並んだ事を考えたら、余裕です。

メニュー全般美味しいですが、「鶏煮込みラーメン」は
大阪ラーメン界では一つ抜きん出た存在です。



ラーメン人生JET
大阪府大阪市福島区福島7-12-2
11:00~15:00
18:00~23:30
年中無休




食べログリンク先


2012年4月17日火曜日

北新地たゆたゆ

最近、知人と食事に行く場合、
自分のおすすめを行く事が多い。
しかし、その日仕事終わりで、なかなか一緒に食事をする事のない、仕事の同僚で急遽食事に行く事に。

ボクが店を考えていると、信頼のおける後輩Iくんが「アニキ、いい店教えてもらいましたぜ」と得意げに、このお店を教えてくれました。
食べログで、チェックしたところ、
なんと4pt超え!!
予約は無理かと思ったが、
ラッキーにも入る事ができました。
この店をストレートに言うと、
豚がイチオシの焼き鳥屋。
焼鳥も美味しいのだが、豚トロ(画像左)、豚ハラミ(画像右)等の
焼き物が最高でした。
写真をよく見るとわかるのですが、表面をこげない程度に
カリッと焼き上げ、中身のジューシーさを引き立てています。
価格も非常にリーズナブルで一人3500円といったことろか。
店の内装等は、非常に普通な感じで、非常に好感が持てました。
一言言わせてもらうと、食べログ4pt超えは過大評価され過ぎかと思います。
しかし、ホントにホントにオススメのお店である事は
間違いありません。

お店の情報(食べログ)

2012年4月16日月曜日

たこ焼き『わなか』


大阪といえば、たこ焼き。
大阪で一番のたこ焼き屋さん、
は大阪人にとって、いちばん困る質問なのだ。
東京の人にとって、特別な食べ物だが、大阪の人にとって、手近なスナックだから。。。
だから、正直「どこで食べれば良いか?」と聞かれると非常に困る。

しかし、ココはオススメ!というお店はココ。

もともと、なんばグランド花月のすぐ横にあり、観光客向けともいえるたこ焼き屋さん『わなか』。
頑固一徹な店ではなくフランチャイズ展開も行っているが、
味の完成度が非常に高い。
粉っぽい感じは一切なく、クリーミーさを極限まで追求している。焼き方も抜群で、
他のたこ焼きと比べると一歩抜きん出ていると思う。
同僚のアメリカ人もかなり美味い、と言っていたので、
国内外のお客さんみんなに満足してもらえると思います。


千日前本店
大阪府大阪市中央区難波千日前11-19
TEL 06-6631-0127
営業時間:(月~金)10:00~23:30
営業時間:(土・日・祝)9:00~23:30


その他、大阪各地のみならず、大分、福岡にも直営店が。。。。こういうので、“ひく”事もあるわな。。。
わなかHP

2012年4月15日日曜日

南海飯店

東京での生活を綴った「マール家の食卓」。
いろんな人に応援されていたブログでしたが、2011年3月の大阪転勤により
「マール家の食卓」を休む事になりました。
が、大阪転勤から一年経ち、そろそろブログを書こうと思っていた矢先に、
この南海飯店にて超ご近所のT山さんから「書けよ」と一言いただいたので
再び始める事になりました。


という事で、記念すべき大阪第一回は、きっかけとなった、
ここ南海飯店。
上本町のハイハイタウンにあるこの中華は、この大阪ミナミのソウル中華と言える。
ボクが最初に紹介してもらったのも、難波で青春時代を過ごした方。
とにかく安い、美味いの典型的なお店。
価格は餃子の王将と比べても、安い。
例えば、写真手前の名物のジャンボ餃子は、なんと200円!!
しかしながら、恐ろしくクオリティが高く、味わい深い。
店の看板メニューである為、常連はドリンクと一緒に「●人前」と注文するのがマナー。

背後の写真は、唐揚げであるが、ボクのイチ押しは
「手羽先の唐揚げ350円」「豚の天ぷら」「小エビの天ぷら」この
揚げ物トリオ。天ぷらは衣が味わい深いので、驚嘆の声を上げる事間違いなし!!

個人的には、春巻き400円を忘れてはならない。
通常のライスペーパーを揚げた、例のものを想像してはならない。
ここの皮は“フワッ”サクッ”という究極の食感を実現している。
しかも中の具は、
クリーミーで味わい深く、唸ってしまう。

時々、厨房のシェフとやり手のオバちゃん給仕がケンカするが
客は笑っているところが、大阪らしい。

驚きの価格と味わいの深さ。。。大阪ソウルフードの
奥深さを味わえる、名店であると思う。

残念な事に、テイクアウトは行なっていない。


南海飯店 ハイハイタウン店
大阪市天王寺区上本町6−3−31−147
06−6773−3746
11:30~15:00     17:00~21:30